ドアクローザーの交換時期・費用
ドアクローザーとは玄関扉の上部についている、ドア枠とドアをアームと四角形の箱でつなぐように設置されている部品で、油圧とバネの力を利用してあけたドアを特定の角度で止めたり、ドアがゆっくり閉まるように自動で速度調整している装置です。ドアクローザーは消耗部品で寿命があるため次第にヘタってきます。スムーズに閉まらなくなる、手をドアに挟む危険性が高くなるなど、経年変化により防犯性・安全性も落ちてきます。ドアクローザの本体にある速度調整弁でドアの開閉速度は調整可能ですので、扉が閉じる速度が変化してきた場合はまず速度調整を行います。調整用ネジは扉が全開の状態から閉じるまでの間に数段階の速度区間を持っているタイプは、複数個付いていますので開度ごとに調整してきます。基本的に左回りで早くなり右回りで遅くなりますが、どの弁がどの開度の調整弁なのかは本体を見てもわかりにくい場合がありますし、調整方法はドアクローザーによっても異なりますので、ドアクローザーに付属してきた取扱説明書か、インターネットでメーカー名と型番を検索しマニュアルページなどを参考にして行ってください。また調整時に弁を緩めすぎると弁が抜けて油が漏れてしまいますので注意が必要です。自信がない・よくわからないといった場合にはお気軽に弊社までお問い合わせください。また以下のチェックポイントに該当する場合は交換時期の目安ですので早めに交換されることをお勧めします。
ドアクローザーの交換時期
使用頻度にもよりますがドアクローザーの寿命は概ね十年ほどとお考えください。上記調整を行ってもすぐに元に戻ってしまう場合、そのドアクローザーは交換時期を迎えています。 また油が漏れているドアクローザーも交換が必要です。油漏れは修理や調整が効きません。そのまま使用していると周辺や床を油だらけにして垂れた油にゴミやホコリが溜まって汚くなってしまいます。ドアクローザーから油が漏れ始めていることに気がついたら、速やかに交換することをおすすめします。
ドアクローザーの交換費用
部品代は1万円ほどですが取付費を含めると3万円前後、大手ハウスメーカーへ依頼するとより高額になります。同一モデルが手に入るなど、既存クローザーと同じ穴で取り付けられるものであればご自身で交換修理が可能ですが、交換可能な新しいモデルのご案内も可能ですし、もし調整で済めば数千円程度ですから、まずは弊社までお気軽にご連絡ください。